就職活動におけるWeb面接の正しい手順とは?

新型コロナウイルスの影響により、就職活動の事情が大きく変わりました。従来は対面で行っていた面接をWeb上で行うWeb面接を導入する企業が急激に増えています。Web面接とは、ZOOMやSkypeといったビデオ通信ツールを介してオンラインで行う面接のことをいいます。パソコンやスマートフォン、タブレット端末などを使用して行います。

Web面接は、応募者にとって移動時間の削減にもつながることや、日程の調整などがしやくなるといったメリットがあります。

ここでは、就職活動における失敗しないWeb面接を行う際の手順について紹介していきます。

●就職活動でWeb面接を行う際の手順

*STEP1:事前準備

Web面接を行うにあたって、安定したインターネットの環境が必要です。できれば、自宅の固定回線を使って行うのがベターです。途中で通信が途切れたりフリーズしたりすれば、面接官によい印象は与えません。

またスマートフォンやタブレットよりも画面の大きいパソコンでWeb面接を受ける方が無難です。パソコンの方が画面は大きく、自分の姿や面接官の姿もしっかりと確認することができるため、対面に近い感覚で受けることができます。

服装は上下スーツ着用が基本となります。対面で面接を受けるのと同じように身なりは整えて面接に臨んでください。

*STEP2:予行練習

Web面接を行う前に、カメラの映り方や話し方をチェックしておくとよいでしょう。胸から上が映るよう調整しましょう。また、背景についても余計なものが映り込まないか確認をしておきましょう。

また話し方については、対面での面接とちがって声や表情がうまく相手に伝わらないことがあります。話すスピードや声の大きさについても問題ないか、事前に練習しておきましょう。

*STEP3:面接開始直前

面接開始前については、端末とインターネット環境について確認をしておきましょう。Web面接で使用するデバイスは電源に接続し、充電の残量があるかインターネットに問題なく接続できるかなど確認しておきます。

カメラ越しの映像についても、自身の身なりに問題ないか事前にチェックしておきましょう。

*STEP4:面接中

Web面接がスタートしたら、まずは挨拶をしっかりと行いましょう。フルネームで元気よく自分の名前を名乗りお辞儀します。

Web面接では、面接官からさまざまな質問を受けますが、自身の表情が緊張でこわばっていないか注意する必要があります。意識して口角を上げにこやかな表情を意識しましょう。

話し方も緊張していると早口になってしまう人がいます。ゆっくり、はっきりと大きな声で対応し、時折身振り手振りなどを交えながら話すと、相手に熱意が伝わります。

面接終了時には、面接官の合図にしたがって退出(ログアウト)するようにしてください。最後にお礼も忘れずにしましょう。

●まとめ

対面での面接とWeb面接では少々勝手が異なるため注意が必要です。対面での面接同様、Web面接においても印象が大切です。

Web面接を控えている方は、ここで紹介したWeb面接での手順を押さえ、実践してみてくださいね。