昨今、IT技術の進化により、我々の生活は豊かになり多くのことがスマホやPCで処理できるような世の中になリました。
一方であらゆるものがデジタル化されたことにより、セキュリティの重要性が注目されています。
そこでこの記事では情報セキュリティの基礎と脅威、そして対策ポイントを解説します。
情報セキュリティとは?
一般的に情報セキュリティとは、以下に示す情報の3要素を確保することを指します。
・機密性
機密性とは特定の人だけが情報にアクセスできるようにすること。
・完全性
完全性は情報が破壊、消去や改ざん等がされていない状態であること。
・可用性
可用性とは特定の人だけが必要なときに中断することなく、情報にアクセスできるようにすること。
情報セキュリティの脅威とは?
情報セキュリティを確保することは必要不可能ですが、一方で情報セキュリティの脅威があることを認識しましょう。
具体的に情報セキュリティの脅威は以下の3つがあります。
意図的な脅威
標的型攻撃やWebサイトの改ざん等の悪意ある行為による脅威を指します。
偶発的な脅威
社員が会社のPCを持ち出し盗難に遭うあるいはシステムの操作ミスにより、個人情報を漏洩したといった脅威を指します。
環境的な脅威
地震や台風、洪水等の自然災害の脅威を指します。
情報セキュリティ対策のポイント
前述した情報セキュリティの脅威に対して最も簡単で効果のある対策ポイントは以下の3つになります。
・ソフトウェアの更新を行う
ソフトウェアやOSは更新版が出たら直ぐにバージョンアップしましょうOSのメジャーバージョンアップの場合、作業に小一時間掛かるケースもあります。
しかしながらこの作業を行わなかったためにトラブルに巻き込まれることもありますので保険と思って直ぐにバージョンアップしましょう。
・ウィルス対策ソフトの導入
ウィルス対策ソフトもソフトウェア同様に自分のデバイスを守るためにも頻繁に更新することをお勧めします。
・パスワード強化
こちらは地味な対策ですが、最も効果があると言われています。具体的にはパスワードの桁数を増やすと同時に小文字や大文字、記号を混ぜると効果が高いです。
更に同じパスワードを長く使わずに数ヶ月毎にパスワードを変えるとベストと言えるでしょう。
まとめ
この記事では情報セキュリティの基礎と脅威、そして簡単にできる対策ポイントを解説してきました。
情報セキュリティを深く理解することは、我々が暮らす情報化社会を安全で安心に生活できるライセンスと言っても良いでしょう。